10月11日(土)、12日(日)に主催音楽イベント「京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園」を大団円で終演したくるりのツアービジュアルを、コクヨのインハウス・デザインコレクティヴ「YOHAK DESIGN STUDIO」が担当しました。
2026年9月に結成30周年を迎えるくるりは、2025年10月に創業120周年を迎えるコクヨとパートナーシップを組み、さまざまな取り組みを実施していきます。
11月から26年1月にかけて全国14都市を巡る15公演の『くるりツアー25/26 ~夢のさいはて~』のツアービジュアルは、東急プラザ原宿「ハラカド」で運営されているファクトリー+プリンティングレーベル「COPY CORNER」のリソグラフプリントを用いて制作されました。過去のライブ写真を素材に使用し、複数の時間軸が交錯するような夢や記憶のフラッシュバックを想起させるデザインとなっています。また下部の文字組部分では、30周年の軌跡をひとつひとつ確かめていくようなリズムが感じられ、それが”さいはて”までずっと続いていくイメージが表現されています。カラーと質感を変えた複数のバリエーションを制作し、全15公演それぞれに異なるグラフィックが展開されます。
また、結成30周年に向けて、30年の歴史を網羅したティザー映像を公開しました。音楽は、くるりファンにはお馴染みのワウフラッター音を岸田繁が特別に編集し、ロゴデザインはアートディレクター・服部一成が手掛けています。今後、30周年ならではの企画を順次発表してまいります。くるりの「30回転」にどうぞご期待ください。
<ツアービジュアル制作クレジット>
クリエイティブディレクション:
安永 哲郎(YOHAK DESIGN STUDIO)、佐々木 拓(YOHAK DESIGN STUDIO)
アートディレクション&デザイン:鳳崎 優和(YOHAK DESIGN STUDIO)
印刷:COPY CORNER
協力:花井 優太(くるり30周年共同クリエイティブディレクター / Source McCartney)
<くるりの30回転ティザー映像制作クレジット>
ロゴデザイン:服部一成
企画:花井優太(くるり30周年共同クリエイティブディレクター / Source McCartney)
監督/編集:小笹輪太郎(CAVIAR)
プロデューサー:坂田邦彦(太陽企画)
【URL】
くるりの30回転 ティーザー映像
URL : https://youtu.be/sz6t9TAyNZI
【参考】
YOHAK DESIGN STUDIO(ヨハク デザイン スタジオ)
空間、プロダクト、グラフィックなどの多様な専門領域を持ったクリエイターが在籍する、コクヨ株式会社のインハウス・デザインコレクティヴ。「ものごとの価値を再定義し、新しい体験をデザインするコレクティヴ」をコンセプトに、オフィスや商業施設、プロダクトブランドなど領域を柔軟に横断したプロジェクト、東京・千駄ヶ谷のコクヨの直営店「THINK OF THINGS」のプロデュース・運営も手がける。
https://yohak.kokuyo.com/
COPY CORNER(コピー・コーナー) 2024年4月に原宿の商業施設「ハラカド」にオープンしたCOPY CORNERは「プリント/コピー/印刷」を通じ、日用品の価値を再定義するレーベル、ファクトリー、ショップからなるプラットフォーム。レーベルでは多様な視点を持つ作り手とコラボレーションし、アイデアを出力。ファクトリーでは印刷の実験を通じて、日用品の装いを「リ・カバー(カバーし直す+回復)」。使い手と作り手が交わるコミュニティとして、日用品のこれからの価値を創造する活動や体験を提供している。また、リソグラフ印刷を用いたポスターやポストカード、ブランドグッズ制作を手がけている。 https://think-of-things.com/pages/copy-corner